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高齢者福祉制度

複合的な視点が必要な高齢者福祉

高齢者数が急増していることを受けて、現在急ピッチで制度整備が行われてきているのが高齢者福祉のための施設やサービスです。
従来までの高齢者のための福祉政策は、介護が必要となった老人を特定の施設に入れて隔離するというような方法がとられてきました。

そのため高齢者となった親を老人ホームに入れるというようなことをいうと、周囲の人から「なんてひどいことをする子供だ」というような非難を受けることもあったほどです。
ですが時代は代わり、高齢者に対しての福祉政策は大きな転換期を迎えています。

高齢者側の意識も変化し、必ずしも亡くなるまでずっと家族とともに自宅にいたいと考える人ばかりではなくなってきています。
また終末医療の問題や寝たきり老人、認知症の問題といった現代深刻化する高齢者の症状に対応するべく、多くの視点から最もよい老人介護・福祉とは何かを考えなおすことが求められています。

高齢者福祉制度の種類

現在行われている福祉制度は、介護・福祉・医療・虐待・雇用・福祉用具・住まい・移動・年金といったさまざまな分野に対応するケアを行うようになっています。
これまでの高齢者対策といえば、直接的に生活をサポートする介護業務だけで行ってきていましたが、増加する高齢者を適切に支えていくことは特定の業務ばかりに頼るのは実質的に不可能となっています。

また平均寿命が延びたことにより、高齢者といってもまだまだ体の自由がきくという人も多く、そうした人のために生涯のやりがいとなる仕事を見つけることも、広い意味での高齢者福祉と言えます。

これからの高齢者福祉に求められることとは

これからの高齢者のための福祉に求められるのは、高齢者を特別視するのではなく社会の一員としてどう機能させていくかという積極活用の精神です。
高齢者福祉・介護というとどうしても受ける側と与える側という二元化した考え方になりがちですが、今後はそうした壁をとりはらい、お互いにどちらのためにもなるような社会的関係を築いていけるようなしくみが大切になってきます。