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介護職の待遇・給料

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厳しい介護職の状況

介護や福祉の仕事は社会的な需要の高さの反面、慢性的な人手不足が言われている業界です。
なぜこのようなギャップが生まれているかということについてはさまざまな意見がありますが、その背景としてあるのが離職率の高さです。
統計によると新たに介護の仕事についた人のうち、1年~1年半のうちに約半数の人が退職をしてしまっているといいます。

この離職率の高さは他の業界に比較して突出した数字となっており、ここを改善しなければ慢性的な人材不足を改善させていくことは不可能でしょう。
離職率が高く早い時期に多くの人が辞めてしまっている現状は、現在勤務をしている他のスタッフへの仕事の負担を増やすことにもなってしまいます。

介護業界の給与水準

介護業界の離職率の高さの理由として挙げられるのが、仕事に対しての報酬額の低さです。
最も待遇がよいとされる正社員であっても、年収の平均額は200万~400万円程度となっておりこれは一般的なサラリーマンの年収に比較してかなり低い水準です。

男性よりも女性の方がさらに平均年収は低いという数字になっており、例え仕事そのものにやりがいを感じていたとしてもこの給与内容の悪さがモチベーションを大きく損ねる結果になってしまっていると言えます。
なぜこんなにも給与水準が低いかというと、それは介護に関する業務は国から受ける介護報酬によっているからです。

介護報酬は40歳以上の人から徴収をする介護保険料から算出されるので、介護職員の報酬額をあげようとするには介護保険料を上げなくてはいけないなど、そもそもの構造的欠陥が問題になってきます。

介護の仕事特有の負担

介護の仕事についてもう一つの問題になってくるのが、業務についてくる心身への負担感です。
高齢者や障害者など体の自由ががきかない人への介護の場合、その人を支えたり持ち上げたりといった肉体労働が伴われます。

また食事や排泄に関わる業務はどうしてもいわゆる3Kと言われるものの1つ「汚い」を感じさせるものであるため、それも働く人の心理面への悪影響を与えてしまうものとなっています。
働いている人にとっては、通常のサラリーマン業務に比べて「汚い」「きつい」仕事をしているのに、より「給料が安い」というのは納得がいかないことでしょう。

それにくわえて介護の仕事は施設内の業務においてはどうしても夜勤や休日への出勤が伴います。
人材が慢性的に不足している施設では、過度な連勤を強制されることもあり、それもまた働く人への不満につながってしまうこともあるようです。