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児童養護施設での仕事

子供の背中

児童養護施設とは

児童養護施設は、全国各地に設置されている親など保護者がいない子供を預かって育てる福祉のための施設です。
そこでは両親や家族が何らかの事情で離れてしまったような子供や、存在はするけれども虐待などの理由で適切に育てることが難しいと思われる子供が生活をしていくことになります。

子供なら誰でもそこに入れるというわけではなく、入所をするためにはそれぞれの児童相談所の所長が判断をしたのちに都道府県知事の許可を受ける形で決定がされます。
入所資格となっているのは1歳~18歳までの児童となっており、特例的に20歳までいるという場合を除きそれまでに自立して生活ができるようになるということを目標にしていきます。

なお現在全国の児童養護施設で生活をしている子供の数はおおよそ3万人とされており、そのうちの半数以上は「ネグレクト(育児放棄)」を経験しているとされています。

児童養護施設での職員

児童養護施設では、親のいない子供に対して適切な成長環境を整えていくために複数のスタッフがそれぞれの役割を行っていくことになります。
児童養護施設職員の種類として挙げられるものとしては、児童指導員や保育士といった資格者の他、心理士やFSW(Family Social Worker:家庭支援専門相談員)、特別ケア、個別対応を行う人材がいます。

また近年見直しが進められているのが、児童養護施設内での食生活についてで、より育ち盛りの子供に適した内容になるように栄養士や調理師の就職が進められています。

そのほかにも一般企業や公務員と同じように、間接業務を行う一般職としての事務員や経理職員といった人が内部で働くことになっています。

児童養護施設で働くためには

児童養護施設で働くためには、その施設での求人に応募して採用をされる必要があります。
全国にある児童養護施設には公立の施設と私立の民間施設の二種類があり、それぞれ採用のための方法は大きく異なります。

ほとんどの児童養護施設は公立となっているため、採用されるためにはまず公務員試験に合格したのちに採用試験にとおる必要があります。
ただし公立と言っても行政組織直営ではない施設もあり、施設そのものは公的支援を受けているものの、内部運営は全く別の民間団体が独立して行っているということも多いので注意が必要です。

民間の施設や半民営の施設の場合には、公務員試験は関係なく直接施設での求人にのぞむことになります。
このときには通常のハローワークや求人紹介サイトなどを通して募集がかけられることが大半です。
ですが施設によっては全くの未経験者では困るということで、口コミで知り合いを通じて採用や引き抜きを行うというような場合もあります。
どのような採用方法をとっているかや、いつ求人が出されるかということは地域やその施設管理者によってかなり異なるので、直接問い合わせをしてみるとよいでしょう。