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児童福祉制度

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児童福祉制度の現在

現在の日本国内における児童福祉の制度は「児童福祉法」により細かく組織や団体、またそれらが行うサービスや補助の内容を定めています。
近年、ニュースなどで児童虐待や育児放棄、あるいは様々な子供への悪影響を及ぼす事例が聞かれてきています。

ですがこれはここにきて急にその件数が増えたというよりむしろ、それまで潜在的に処理されてきたことがきちんと表に問題として出されるようになってきたことが大きな要因になっています。
もちろんそうした事例が悪いということは当然ですが、まずはそれらがきちんと世間的に「悪」として出されるようになったことが児童福祉政策としての一歩の前進になったということはきちんと理解しておきたところです。

児童福祉施策の種類

児童福祉法に定める児童福祉施策は大きく8種類に分類されています。
8分類の概要とはそれぞれ、保育施策・子育て家庭支援施策・要保護児童対策・相談、援助・障害児支援施策・健全育成・母子対策等・医療施策というふうになっています。

この中でも私達の生活に最も関連が深いのが最初の「保育施策」です。
保育施策とは子供を預かるための施策についてです。
ここ数年、待機児童の問題がクローズアップされていますが現在認識されているだけの件数はまだまだほんの氷山の一角と言われており、都市部などではかなり本腰を入れて対策をとっていかなければいけないとされます。

また、先に挙げたような児童虐待や育児放棄の事例を防ぐためにも、地域全体で子育てに関する相談を受付けたり、保護が必要な児童を適切に預かっていくための施設を用意することが大切になってきます。

児童福祉法の歴史と今後

児童福祉法が施行された歴史は古く、戦後間もない昭和22(1947)年にはすでに最初の条文ができあがっています。
ただ当時の目的となっていたのは、戦後の困窮した時期に弱い立場に置かれる子供たちを救済するためということでした。
当時から子供の権利を守り生活を保障するということを目標として掲げてきましたが、内容は時代の移り変わりに合わせて少しずつ内容も変化してきています。

中でも重要なのは国民全体の家族環境の変化に合わせた子供の保護です。
核家族化が進み、夫婦の離婚率が高まる現在においては、子育てをする親の中には孤独を感じてしまう人も多く、何か問題が起きても誰かに協力を求めることができないというような問題が生じています。
これからも時代のニーズに合わせて変更をしていくことになるだろう法律です。