1. >
  2. >
  3. 介護支援専門員に対して求められている能力とは?

介護支援専門員に対して求められている能力とは?

歩く

日々刻々と変化する介護の現場

介護支援専門員の仕事はかなり広範囲に渡りますが、中でも最も重要なのは介護を受ける人とその家族からの相談業務です。

というのもその相談業務を適切に行うことができるかどうかにより、提案するケアプランが本人や家族にとって必要なものであるかどうかの質に関わってくるからです。

相談を受けたときに適切に相手の事情や求める条件を汲み取ることができない場合には、結局提案をしても実施に至らなかったり、またはサービスを開始しても実態に合わないために修正を余儀なくされてしまいます。

何よりも相談スキルが低い介護支援専門員にあたった本人や家族からの不満が大きくなってしまいますので、お互いに信頼感を持って心を開いた話し合いができないという状況が起こるのです。

介護支援専門員の業務には、現在施設に入所していたりそこで短期通所やデイケアのサービスを受けている人からの相談受付やクレーム処理も含まれてきますので、最初のヒアリング能力の工程はそのまま仕事の分量にも関わってきます。

これから介護サービスを受けようという人の気持ちに寄り添い、不安をなくして安心してサービスが受けられるようにする事こそが、介護支援専門員の最大の業務の命題です。

しっかりとした知識こそがコミュニケーションの土台となる

したがって介護支援専門員として仕事をしていくときには、高いコミュニケーション能力が求められます。

大抵の場合、まず介護を受ける人や家族は自治体の福祉窓口を訪れ、そこから自分たちを担当してくれる介護支援専門員を紹介してもらうものです。

実際に受けている介護サービスへの不満点をアンケートでとってみると「ケアマネージャーと意見が合わない・別の人にお願いしたい」といったものが上位に見られます。

しかしながらケアマネージャーの数はまだまだ限られたものとなっているので、簡単に別の介護支援専門員を割り当てすることが出来ない、ということも良くあるのです。

お互いに信頼感を築くことができないままケアプランを作っても、結局あとから修正の連続となっていくので、介護支援専門員は初期段階から相手の信頼感を得られるように気を使う必要があります。

ただしケアマネージャーとして求められるコミュニケーション能力というのは、単に人当たりがよければ充分というわけではありません。

その地域ごとの介護や福祉の状況をしっかりと理解し、法律に従った手続きができるという能力が求められます。

そうした介護・福祉の実態は常に変動していくものですので、介護支援専門員として仕事をしていくときには、常に新しい情報をキャッチすることができるように学習し続けていくというひたむきさも必要です。